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明日、君がいない



出演: テレサ・パルマー, ジョエル・マッケンジー, クレメンティーヌ・メラー
監督: ムラーリ・K・タルリ

【紹介文】
 舞台はオーストラリアの高校。中から鍵をかけられたトイレのドアから、ゆっくりと血が流れ出してくる。その日、学内で何が起こったのか?友人の自殺と監督自身の自殺未遂経験を元に、10代の若者が抱える心の闇と、その脆さを描き出す。 (Amazon.co.jp 紹介文より)

【感想】
 結構前に見ました。Amazonの紹介文にも書かれていますが、『エレファント』に作りが似ています。とまあ、それは良いとして、内容です。
 登場する6人の生徒の誰かが自殺するという前提で話が展開するわけですが、各個人の苦悩の様子や悩みが巧妙に紐解かれていきます。ミステリー的な見方もできるとは思いますが、決して面白いものではありません。
 ネタバレになるので細かくは書けませんが、『何か』に対する悩みの深さ、それは人それぞれなんだなと思わずにはいられませんでした。本質が見えないような悩みが一番怖いのかもしれません。
 作品の雰囲気ですが、自分が思春期の頃に感じていた、閉塞感とか陰鬱な感じが良く出ています。そういった理由もあってか、妙に体に合う作品でした。喜ばしいことではないのだけれど。作中で使われている、エリック・サティのジムノペディ第1番も合ってました。クラシックはほぼ知りませんが、昔から好きな曲なんですよねこれ。それこそ、思春期の頃からです。

 国は違えど、日本でも、若者の自殺者は多い。それを簡単な言葉で片付ける年寄りにはぜひ見て欲しい作品です。

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